風呂場の換気扇掃除のやり方!必要な理由やタイプ別の清掃方法を解説
風呂場の換気扇は、放置すると汚れが溜まるので、定期的に掃除する必要があります。しかし、どのように掃除すればよいか、やり方がわからない人も多いでしょう。そこでこの記事では、風呂場の換気扇掃除が必要な理由や適切な清掃方法を解説します。
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風呂場の換気扇掃除が必要な理由
風呂場の換気扇掃除が必要な理由は、以下の3つです。
- カビや汚れが降ってくる
- 換気の効率が悪くなる
- 不具合や故障につながる
それぞれについて解説します。
カビや汚れが降ってくる
風呂場の換気扇は、カビやほこりなどの汚れが溜まりやすいです。そのまま使用すると、お風呂に入っている時に汚れが降ってくるおそれがあり、衛生的に良くありません。そのため、換気扇は定期的に掃除して、綺麗な状態を維持する必要があります。
換気の効率が悪くなる
風呂場の換気扇に汚れが溜まると、空気の通り道をふさいでしまうため、換気の効率が悪くなります。換気の効率が悪いと浴室の乾燥ができなくなり、雑菌やカビが繁殖するおそれがあります。換気扇の効果を十分に発揮させるためにも、定期的に掃除をして動作効率を上げるのが大切です。
不具合や故障につながる
風呂場の換気扇の汚れを放置すると、内部にも汚れが溜まり、換気扇が故障するおそれがあります。故障すると専門業者に修理を依頼したり、換気扇を買い替えたりしなくてはいけないため、定期的に掃除して綺麗にするのが大切です。
風呂場の換気扇掃除のやり方
風呂場の換気扇掃除のやり方を、以下より解説します。
- 必要な掃除道具
- プロペラタイプの場合
- 化粧パネルタイプの場合
- 浴室乾燥機能付きの場合
必要な掃除道具
風呂場の換気扇掃除に必要な道具は、以下のとおりです。
- 掃除機
- 踏み台(脚立)
- ゴム手袋
- スポンジ
- ブラシ
- 雑巾
- 中性洗剤
換気扇はほこりが溜まりやすいため、掃除機があると効率良く掃除できます。また、頭上の高い位置に設置されているので、手が届かない場合は踏み台や脚立などが必要になります。
プロペラタイプの場合
プロペラタイプの換気扇掃除の方法は、以下の手順です。
- ブレーカーを落とす
- 外側のカバーを外す
- プロペラを取り外す
- カバーとプロペラを掃除する
- パーツを乾かして取りつける
換気扇掃除の際は、ブレーカーを落としましょう。電気が通ったまま掃除すると、換気扇が動いて怪我をするおそれがあるため、事前にブレーカーを落とすのが大切です。
プロペラタイプは、外側のカバーとプロペラを取り外して掃除機でほこりを吸い取り、中性洗剤でパーツをよく洗います。パーツを洗ったら水気を拭き取り、換気扇を元に戻したら掃除終了です。ただし、中にはパーツが外れないタイプもあるので、外れない場合は無理に行わず、外側から掃除機でほこりを吸い取り、汚れを拭き取るだけにしましょう。
化粧パネルタイプの場合
化粧パネルタイプの換気扇掃除の方法は、以下の手順です。
- ブレーカーを落とす
- 化粧パネルのカバーを引っ張る
- 固定ネジを外してカバーを取る
- 内側のシロッコファンを外す
- パーツを洗剤で洗う
- パーツを乾かして取りつける
ブレーカーを落としたら、化粧パネルのカバーを引っ張り、ネジを回して取り外します。カバーを外したら内部にシロッコファンがあるので、破損しないよう慎重に外しましょう。外したカバーとシロッコファンを洗剤で洗い、水気を拭き取ったら換気扇を元に戻して掃除終了です。プロペラタイプと同様にカバーを外せない場合もあるので、取り外せない時は無理に行わず、外側のみ掃除しましょう。
浴室乾燥機能付きの場合
浴室乾燥機能付きの場合は、家庭で掃除するのが難しいです。無理に行うと故障する可能性もあるので、掃除する際は取り外し可能なフィルターのみの清掃になります。内部まで綺麗に掃除したい時は、専門の業者に依頼をして、安全に掃除しましょう。
風呂場の換気扇は定期的に掃除しましょう
風呂場の換気扇は、掃除しないと汚れが落ちてきたり、換気の効率が悪くなったりするため、こまめに清掃する必要があります。掃除する際は必要な道具を用意して、パーツを取り外しながら掃除していきます。しかし、中には簡単に掃除できない換気扇もあるため、ご家庭の機器に合わせて清掃しましょう。